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汗をかいても快適!「おしゃれと楽ちん」どっちも叶える夏のコーデ術で休日も通勤も乗り切る。

汗をかいても快適!「おしゃれと楽ちん」どっちも叶える夏のコーデ術で休日も通勤も乗り切る。

うだるような暑さの夏、「おしゃれ」のために着心地を我慢したり、「楽ちん」を優先して手抜きに見えたりしていませんか?この記事では、そんな夏の服装の悩みを解決します。実は「素材」「シルエット」「カラー」の3つの基本ルールを押さえるだけで、誰でも簡単におしゃれと快適さを両立可能。アイテム選びのコツから通勤・休日別のコーデ見本まで、汗をかいても涼しく高見えする着こなし術を徹底解説します。

1. 夏の服装「おしゃれ」か「楽ちん」のどちらかを諦めていませんか

じりじりと照りつける太陽、少し歩くだけで汗が噴き出す蒸し暑い空気。日本の夏は年々厳しさを増しており、毎日の服装選びは悩みの種になりがちです。

「本当はもっとおしゃれを楽しみたいけれど、暑さには勝てない…」「汗をかくから、結局いつも同じような楽な服ばかり選んでしまう」そんな風に、「おしゃれ」と「快適さ(楽ちん)」のどちらかを、無意識のうちに諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。

涼しさを優先すればデザイン性が物足りなくなり、逆におしゃれを重視すれば汗で服が肌に張り付いたり、締め付けが気になったりと、一日中不快な気分で過ごすことにもなりかねません。

1.1 夏のファッションにありがちな「お悩み」あるある

まずは、多くの人が夏に抱える服装の悩みを見てみましょう。あなたにも当てはまるものがあるかもしれません。

こんなお悩みありませんか? 具体的なシーンや原因
汗じみが気になって着る服の色が限られる グレーやカーキなど、好きな色を避けがち。特に脇や背中の汗が気になり、外出先で腕を上げられない。
服が肌にまとわりついて不快 汗や湿気で生地が肌にぺったりと張り付く。風通しが悪く、熱がこもって余計に暑く感じる。
締め付け感のある服は着たくない ウエストがゴムでないボトムスや、体にフィットするトップスは、暑い日には窮屈でストレスに感じる。
重ね着ができず、コーデが単調になる Tシャツにパンツ、ワンピース1枚など、ワンパターンな着こなしばかり。おしゃれに見せたくても、レイヤードは暑くて無理。
ラフすぎて「部屋着感」が出てしまう 楽ちんさを追求するあまり、Tシャツやゆったりしたパンツを選ぶと、ご近所着のようになってしまい、お出かけには不向きに。

こうした悩みは、夏のファッションを楽しむ上での大きな障壁です。しかし、少しの工夫でこれらの問題を解決し、理想の夏スタイルを手に入れることは可能です。

1.2 「おしゃれ」と「楽ちん」は両立できる!

結論から言えば、夏の「おしゃれ」と「楽ちん」は、決してトレードオフの関係ではありません。近年のファッション業界では、機能性とデザイン性を両立したアイテムが数多く登場しています。涼しく快適な「素材」、風通しが良く体型もカバーする「シルエット」、そして見た目にも涼やかで着回しやすい「カラー」。この3つの基本ルールを押さえるだけで、あなたの夏のコーディネートは劇的に変わります。

もう「おしゃれは我慢」と自分に言い聞かせたり、「どうせ汗をかくから」とファッションを諦めたりする必要はありません。この記事では、涼しさとデザイン性を兼ね備えたアイテム選びのコツから、通勤や休日といったシーン別の着こなし術まで、夏の毎日を快適におしゃれに乗り切るための具体的な方法をたっぷりとご紹介します。あなたらしいスタイルで、もっと夏を楽しみましょう。

2. 「おしゃれと楽ちん」を両立する夏のコーデ3つの基本ルール

うだるような暑さが続く夏は、つい楽な服装ばかりを選びがち。しかし、ちょっとしたコツを押さえるだけで、「おしゃれ」と「楽ちん」は両立できます。ここでは、夏のコーディネートを組む上で基本となる3つのルールをご紹介します。アイテムを選ぶ前にこのルールを知っておくだけで、あなたの夏コーデは劇的に快適でおしゃれに変わるはずです。

2.1 ルール1 涼しくて高見えする「素材」を選ぶ

夏の快適さを最も左右するのが「素材」選びです。汗をかいても肌に張り付かず、さらりとした着心地をキープできるかが重要。通気性や吸湿速乾性に優れた素材は、体感温度を下げてくれるだけでなく、見た目にも涼しげな印象を与えます。さらに、素材の持つ風合いや質感が、シンプルなコーディネートでも高見えさせてくれる鍵となります。

2.1.1 天然素材ならリネンやコットン

自然の恵みから生まれた天然素材は、日本の高温多湿な夏に最適な選択肢です。特に代表的なのがリネンとコットン。それぞれに優れた特徴があり、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。

  • リネン(麻)通気性と吸湿速乾性に非常に優れ、汗をかいてもすぐに乾き、肌にまとわりつきにくいのが最大の特徴です。独特のシャリ感と上品な光沢があり、着るだけでこなれた雰囲気を演出できます。シワになりやすいという特性もありますが、そのナチュラルなシワ感こそがリネンの魅力。洗いざらしの風合いを楽しみましょう。
  • コットン(綿):優れた吸湿性で汗をしっかりと吸い取ってくれる、肌に優しい定番素材です。柔らかく着心地が良いのが魅力で、Tシャツやワンピースなど、直接肌に触れるアイテムに最適。オーガニックコットンや、なめらかな肌触りのスーピマコットンなど、品質にこだわるとより上質で快適な着心地を実感できます。
天然素材の特徴比較
素材 メリット 着こなしのポイント
リネン 通気性・速乾性が抜群、上品な光沢、涼しげな風合い シャツやワイドパンツで取り入れると大人っぽい印象に。ナチュラルなシワ感を楽しむ。
コットン 吸湿性が高い、肌触りが良い、手入れが比較的楽 上質なTシャツやカットソーを選ぶと、カジュアルでも品良くまとまる。

2.1.2 機能性素材ならエアリズムや接触冷感

近年の技術進化により、夏を快適に過ごすための機能性素材が数多く登場しています。化学繊維の特性を活かし、「涼しさ」を科学的に追求したこれらの素材は、もはや夏の必需品と言えるでしょう。

  • 接触冷感素材:肌が生地に触れた瞬間にひんやりと感じる素材です。熱伝導率が高い繊維が肌の熱を素早く奪うことで、涼しさを感じさせます。トップスやパンツだけでなく、インナーで取り入れることで、一日中快適な着心地が持続します
  • 吸湿速乾素材:ユニクロの「エアリズム」に代表される、汗を素早く吸収し、すぐに乾かす機能を持つ素材です。汗をかいてもベタつかず、サラサラの状態をキープ。汗冷えを防ぐ効果も期待できます。
  • UVカット素材:着るだけで紫外線対策ができる便利な素材。羽織りものや帽子だけでなく、Tシャツやパンツなど日常的に着るアイテムにもこの機能が備わっていると、日焼け対策がぐっと楽になります。

インナーには機能性素材、アウターにはリネンやコットンといった天然素材を組み合わせるなど、賢くレイヤードするのもおすすめです。

2.2 ルール2 体のラインを拾わない「シルエット」を意識する

服と肌の間に空間を作ることは、風通しを良くし、涼しさを保つための重要なポイントです。身体のラインにぴったりと沿う服は、熱がこもりやすく、汗で肌に張り付いて不快に感じがち。少しゆとりのあるシルエットを選ぶことで、涼しさと体型カバーを同時に叶えましょう。

2.2.1 風通しの良いAラインやIライン

特定のシルエットを意識するだけで、見た目も着心地も涼やかな印象になります。

  • Aライン:アルファベットの「A」のように、裾に向かってふわりと広がるシルエット。ワンピースやスカートで取り入れやすく、風が通り抜ける空間が生まれるため非常に涼しく感じられます。女性らしくエレガントな印象を与えつつ、気になる腰回りやお腹周りを自然にカバーしてくれます。
  • Iライン:アルファベットの「I」のように、直線的で縦長のシルエット。すとんと落ちるワンピースやナロースカート、ストレートパンツなどがこれにあたります。すっきりとした見た目で、縦のラインが強調されるためスタイルアップ効果も抜群。適度なゆとりがあるものを選べば、体のラインを拾いすぎず、スマートで涼しげな着こなしが完成します。

2.2.2 体型カバーも叶うオーバーサイズ

トレンドでもあるオーバーサイズのアイテムは、夏の楽ちんおしゃれコーデに欠かせません。メンズライクなTシャツやシャツをゆったりと着ることで、肌との間に十分な空間が生まれ、快適に過ごせます。ただし、ただ大きいだけの服を選ぶと「着られている感」が出てしまうことも。肩が落ちたドロップショルダーのデザインや、落ち感のある柔らかな素材を選ぶ'mark>と、体が華奢に見え、こなれた雰囲気を演出できます。トップスがオーバーサイズなら、ボトムスはすっきりとしたシルエットのものを選ぶなど、メリハリをつけるのがおしゃれに見せるコツです。

2.3 ルール3 涼しげで着回しやすい「カラー」でまとめる

色は、見た目の印象を大きく左右します。涼しげに見える色を選ぶだけで、体感温度まで変わってくるから不思議です。また、夏の悩みである「汗じみ」を目立たせないという実用的な観点からも、色選びは非常に重要になります。

2.3.1 ホワイトやベージュ寒色系で見た目も涼しく

視覚的に涼しさを演出するなら、クリーンで爽やかなカラーパレットを意識しましょう。

  • ホワイト・ベージュ・ライトグレー:清潔感があり、見た目にも軽やかな印象を与えるベーシックカラー。これらの色は光を反射する性質があるため、黒などの暗い色に比べて衣服内の温度が上がりにくいという科学的なメリットもあります。
  • サックスブルー・ミントグリーン・ラベンダー:水や氷、植物を連想させる寒色系やペールトーンは、見ているだけで清涼感を与えてくれます。コーディネートに一点取り入れるだけで、一気に夏らしい爽やかな雰囲気になります。

これらの色を基調にコーディネートを組むことで、上品で涼やかな大人の夏スタイルが完成します。

2.3.2 汗じみが目立ちにくいカラーや柄を選ぶ

どんなにおしゃれをしていても、汗じみが目立ってしまうと気になってしまいます。汗をかくことが避けられない夏だからこそ、汗じみが目立ちにくい色や柄を知っておくと安心です。

汗じみの目立ちやすさ比較
目立ちにくい色・柄 目立ちやすい色
白、黒、ネイビー、濃い色(ダークブラウンなど) グレー、カーキ、ベージュ、淡いパステルカラー
ボーダー、ストライプ、チェック、花柄などの総柄 無地(特に中間色)

汗が気になる方は、トップスに白や黒、ネイビーを選ぶか、思い切って柄物のアイテムを取り入れるのがおすすめです。特に、細かな柄や多色使いの柄は、汗じみを効果的にカモフラージュしてくれます。また、脇汗パッド付きのインナーを活用するなど、見えない部分での対策も組み合わせると、より安心して夏のおしゃれを楽しめます。

3. 【アイテム別】おしゃれと楽ちんを叶える夏のコーデ術

夏のコーデの3つの基本ルール「素材」「シルエット」「カラー」を踏まえ、具体的にどんなアイテムを選べば良いのでしょうか。ここでは、投入するだけで「おしゃれと楽ちん」が即座に手に入る、優秀なアイテムを厳選してご紹介します。ワードローブに加えるだけで、夏の着こなしの幅がぐっと広がりますよ。

3.1 1枚で即おしゃれが完成するワンピース

朝、コーディネートを考える時間がないときでも、さっと着るだけでスタイルが決まるワンピースは、夏の最強の味方です。風通しが良く、体と布の間に空間ができるため、汗ばむ日でも快適に過ごせます。

選ぶべきは、リネンやコットン素材のシャツワンピースやAラインワンピース。リネンならではのナチュラルな風合いは見た目にも涼しく、着るほどに肌に馴染みます。シャツワンピースなら、1枚で着るのはもちろん、前のボタンを開けてTシャツやパンツスタイルの上に羽織ることもでき、着回し力も抜群です。

また、ふんわりと広がるティアードワンピースや、落ち感のあるカットソー素材のワンピースもおすすめ。体のラインを拾いすぎず、気になるお腹周りやヒップを自然にカバーしてくれます。足元はフラットなサンダルやスニーカーを合わせるだけで、抜け感のある大人カジュアルコーデが完成します。

3.2 着回し力抜群の機能性トップス

夏のトップスは、デザイン性だけでなく「機能性」にも注目するのが賢い選択です。汗を素早く乾かす「吸湿速乾」、触れるとひんやり感じる「接触冷感」、気になる紫外線をカットする「UVカット」など、高機能なトップスが各ブランドから豊富に登場しています。

特にユニクロの「エアリズム」シリーズに代表されるようなアイテムは、汗をかいてもサラリとした着心地をキープしてくれるため、1枚持っておくと非常に重宝します。きれいめなブラウス見えするデザインを選べば、オフィスカジュアルにも対応可能です。

デザインは、二の腕を程よくカバーしてくれるフレンチスリーブや、デコルテを美しく見せるボートネックなど、シンプルながらも品のあるディテールにこだわると、カジュアルになりすぎず大人っぽく着こなせます。定番のTシャツも、少し光沢のある素材や、体のラインを拾いにくいボックスシルエットを選ぶだけで、ぐっと高見えします。

夏におすすめの機能性トップスの種類と特徴
トップスの種類 主な機能 特徴・おすすめポイント
エアリズムコットンTシャツ 吸湿速乾・接触冷感 見た目はコットン、着心地はサラサラ。カジュアルからきれいめまで幅広く活躍。インナーとしても優秀。
UVカット機能付きカーディガン UVカット・吸湿速乾 日焼け対策と冷房対策を兼ねる必須アイテム。肩掛けするだけでコーデのアクセントにも。
接触冷感ブラウス 接触冷感・シワ防止 触れるとひんやり涼しい。とろみのある素材なら、きちんと感が出てオフィスにも最適。洗濯後もシワになりにくいものが便利。

3.3 涼しくて快適なきれいめボトムス

汗で肌に張り付きやすいボトムスは、夏のおしゃれの大きな悩みどころ。風通しが良く、シルエットがきれいなものを選ぶことで、ストレスなく快適に過ごせます。

3.3.1 ワイドパンツやリネンパンツ

脚のラインを拾わず、風が通り抜けるワイドパンツは夏の定番ボトムスです。落ち感のある「とろみ素材」や、センタープレス入りのデザインを選べば、リラックス感がありながらもラフになりすぎず、上品な印象をキープできます。ウエストがゴム仕様になっているものなら、長時間のデスクワークや移動も楽ちんです。

また、見た目にも涼やかなリネンパンツも欠かせません。リネン100%だけでなく、レーヨンやポリエステルが混紡された素材なら、リネン特有のナチュラルな風合いはそのままに、シワになりにくくお手入れが簡単なのが嬉しいポイント。白やベージュ、カーキといったベーシックカラーを選べば、どんなトップスとも相性良くまとまります。

3.3.2 フレアスカートやナロースカート

パンツスタイルが苦手な方には、スカートがおすすめです。歩くたびに裾が揺れるフレアスカートは、それだけで女性らしく華やかな雰囲気を演出してくれます。ハリのあるコットン素材ならカジュアルに、光沢のあるサテン素材ならきれいめにと、素材次第で印象を大きく変えることができます。

すっきりとしたIラインシルエットが魅力のナロースカートは、大人っぽい着こなしにぴったり。タイトすぎず、伸縮性のあるカットソー素材や、足さばきを良くするバックスリット入りのデザインを選ぶのが快適に過ごすコツです。トップスをインすれば、脚長効果も期待できます。

3.4 コーデに悩まない万能セットアップ

「上下の組み合わせを考えるのが面倒…」そんな日に頼りになるのがセットアップです。着るだけで統一感のあるコーディネートが完成し、一気におしゃれ上級者の風格を漂わせます。

夏におすすめなのは、リネンライクなポリエステル素材や、さらりとした着心地のカットソー素材のセットアップ。トップスとボトムスをそれぞれ単品で使うこともできるため、着回し力は無限大です。例えば、セットアップのトップスに手持ちのデニムを合わせたり、ボトムスにシンプルな白Tシャツを合わせたりと、1セット持っているだけでコーディネートの幅が格段に広がります。

デザインは、ノースリーブのブラウスとワイドパンツの組み合わせや、半袖Tシャツとナロースカートの組み合わせなど、通勤にも休日にも着回せるきれいめカジュアルなものが狙い目。インナーや小物次第で雰囲気を変えられるので、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしです。

4. 【シーン別】休日も通勤もOK!夏の楽ちんおしゃれコーデ見本

夏の服装は、利用シーンによって求められる要素が異なります。ここでは「休日のお出かけ」「夏の通勤」「おうち時間」という3つのシーンに分け、具体的でお手本にしたくなるような、楽ちんでおしゃれなコーディネート例をご紹介します。前章までで解説した「素材」「シルエット」「カラー」のルールを意識しながら、毎日の服装選びのヒントにしてください。

4.1 友人とランチやショッピングに「休日お出かけコーデ」

気心の知れた友人とのランチやショッピングなど、アクティブに過ごしたい休日は、動きやすさとおしゃれ感を両立させたいもの。写真映えも意識しつつ、リラックスできるスタイルが理想です。ここでは、頑張りすぎて見えないのに、しっかりおしゃれな休日コーデを3パターン提案します。

4.1.1 コーデ1:風をまとうリネンシャツワンピースで主役級の存在感

休日の主役アイテムとしておすすめなのが、1枚でコーディネートが完成するシャツワンピース。特にリネン素材を選べば、見た目にも涼やかで、ナチュラルな風合いがこなれ感を演出します。ボタンを開けてインナーにタンクトップやTシャツを合わせれば、羽織りとしても活躍。着回し力が高く、旅先でも重宝します。足元はフラットなグルカサンダル、小物はカゴバッグを合わせれば、季節感あふれるお出かけスタイルの完成です。

4.1.2 コーデ2:きれい色フレアスカートで気分も華やぐ

シンプルなTシャツやカットソーも、ボトムスをきれい色のフレアスカートにするだけで一気に華やかな印象に。風通しが良く足にまとわりつかないフレアスカートは、夏の暑い日でも快適に過ごせる優秀アイテムです。ウエストがゴム仕様のものを選べば、美味しいランチを食べ過ぎても安心。トップスはスカートにインして、スタイルアップを狙いましょう。足元はスニーカーでカジュアルダウンさせると、こなれたバランスに仕上がります。

4.1.3 コーデ3:オーバーサイズTシャツ×リブパンツでつくる最旬リラックスカジュアル

トレンド感とリラックス感を両立したいなら、オーバーサイズのTシャツにリブパンツを合わせたコーディネートがおすすめです。体のラインを拾わないTシャツと、伸縮性のあるリブパンツの組み合わせは、ストレスフリーな着心地。ショッピングでたくさん歩く日にもぴったりです。部屋着っぽく見せないコツは、アクセサリーやきれいめなバッグを合わせること。UVカット機能のあるキャップやサングラスをプラスすれば、おしゃれをしながら紫外線対策も万全です。

4.2 きちんと感も大切にしたい「夏の通勤コーデ」

汗ばむ季節の通勤は、快適さが第一。しかし、ビジネスシーンではラフになりすぎず、きちんと感や清潔感を保つことも重要です。ここでは、オフィスの冷房対策も考慮した、機能的できちんと見えする通勤スタイルをご紹介します。

4.2.1 コーデ1:接触冷感ブラウス×テーパードパンツで知的で涼しげに

夏のオフィスコーデの鉄板コンビといえば、きれいめブラウスとテーパードパンツ。ブラウスは接触冷感や吸水速乾といった機能性素材を選ぶことで、汗による不快感を軽減できます。フレンチスリーブやノースリーブのブラウスに、足首がのぞくクロップド丈のテーパードパンツを合わせれば、涼しげで洗練された印象に。ネイビーやグレー、ベージュといったベーシックカラーでまとめると、より知的で落ち着いた雰囲気を演出できます。

夏の通勤コーデTIPS
ポイント 具体的な工夫
冷房対策 薄手のカーディガンやジャケットを常備。リネンやコットン素材なら涼しく、UVカット機能付きも便利。
汗じみ対策 汗脇パッド付きのインナーを着用する。トップスは汗が目立ちにくいホワイト、ブラック、ネイビーや、柄物を選ぶ。
シワ対策 ポリエステルなどの化学繊維が混紡された、シワになりにくい「イージーケア素材」のアイテムを選ぶと、一日中きれいな状態をキープできる。

4.2.2 コーデ2:コーデに悩まない万能セットアップで時短ときれいを両立

忙しい朝、コーディネートを考える時間がない時に頼りになるのがセットアップです。上下を合わせるだけで統一感のある着こなしが完成し、それぞれ単品でも使えるため着回し力も抜群。とろみのある素材や、リネンのような風合いの素材を選べば、かっちりしすぎず、女性らしい柔らかな印象になります。インナーを変えるだけで雰囲気を変えられるのも魅力。インナーはシンプルなクルーネックのカットソーや、きれいめのタンクトップがおすすめです。

4.2.3 コーデ3:半袖ニット×ナロースカートで上品なIラインシルエットを

カジュアルすぎず、品のあるスタイルを目指すなら、半袖のサマーニットが活躍します。Tシャツよりもきちんと感があり、ブラウスよりも堅苦しくない絶妙なバランスが魅力。ボトムスには、縦のラインを強調するナロースカートを合わせることで、すっきりとしたIラインシルエットが完成し、スタイルアップ効果が期待できます。スカートは、伸縮性のある素材や、後ろにスリットが入ったデザインを選ぶと、動きやすさも確保できます。

4.3 おうち時間も快適に過ごす「リラックスコーデ」

家で過ごす時間は、心も体も解放されるような、とことん楽ちんな服装が一番。でも、急な来客や宅配便の受け取り、近所へのちょっとした外出(ワンマイルウェア)にも対応できる、程よいおしゃれ感も欲しいところ。そんなわがままを叶える、快適リラックスコーデをご紹介します。

4.3.1 コーデ1:締め付け感ゼロのカップ付きワンピース

おうちでのリラックスウェアとして絶大な人気を誇るのが、ブラカップ付きのワンピース。下着の締め付けから解放される快適さは、一度味わうと手放せなくなります。肌触りの良いコットンやワッフル素材を選べば、汗をかいても心地よく過ごせます。Aラインシルエットのものなら、体型を気にせずリラックスできます。上にシャツやパーカーを羽織るだけで、そのままゴミ出しや近所のコンビニにも行ける手軽さが嬉しいポイントです。

4.3.2 コーデ2:機能性Tシャツ×デザインステテコ

ユニクロの「エアリズム」に代表されるような、サラリとした肌触りの機能性Tシャツは、夏のルームウェアに最適。汗をかいてもすぐに乾き、常に快適な状態を保ってくれます。これに合わせたいのが、日本の夏ならではのアイテム「ステテコ」。最近では、北欧風のモダンな柄や、人気ブランドとのコラボレーションデザインなど、おしゃれなものが豊富に揃っています。風通しが良く、涼しさは格別。Tシャツとステテコの組み合わせなら、オンライン会議で上半身しか映らない場合でも安心です。参考情報として、ユニクロの公式サイトでは様々なステテコ&リラコの着こなしが紹介されています。

4.3.3 コーデ3:シワが気にならないワッシャー加工セットアップ

ソファでくつろいだり、少し横になったりすることが多いおうち時間では、服のシワが気になりがち。そこでおすすめなのが、あえてシワ感をデザインとして楽しむ「ワッシャー加工」が施されたアイテムです。ナチュラルな風合いで、洗濯後もアイロンいらずなのが嬉しいポイント。トップスとボトムスがセットになったものを選べば、パジャマ感がなく、そのままワンマイルウェアとしても活躍します。ゆったりとしたシルエットで、快適なリラックスタイムを過ごせます。

5. 夏のコーデを格上げする!楽ちんおしゃれ小物テクニック

Tシャツにパンツ、ワンピース1枚など、夏のコーディネートはシンプルになりがち。そんな時こそ、小物の出番です。いつもの楽ちんコーデにプラスするだけで、手抜き感を払拭し、一気におしゃれ上級者の風格を漂わせることができます。ここでは、UV対策などの機能性も備えつつ、コーデを格上げしてくれる優秀な小物を厳選してご紹介します。

5.1 UV対策もできる帽子やサングラス

夏の強い日差しから肌や髪、目を守るために欠かせない帽子とサングラス。もはやファッションアイテムとしてだけでなく、必需品ともいえる存在です。機能性はもちろん、デザインにもこだわって、日焼け対策と熱中症予防をおしゃれに両立させましょう。

5.1.1 帽子:デザインと機能で選ぶ夏のマストアイテム

顔まわりの印象を大きく左右する帽子は、デザイン選びが重要です。カジュアルからきれいめまで、代表的な種類と特徴を知って、自分のスタイルに合うものを見つけましょう。

帽子の種類 特徴とおすすめコーデ
キャップ スポーティーでカジュアルな印象。きれいめなワンピースやスカートコーデの「外し」として投入すると、こなれ感がアップします。ロゴ入りや無地など、デザインも豊富です。
バケットハット トレンド感満載のアイテム。深めにかぶれるデザインが多く、小顔効果も期待できます。シンプルなTシャツ×デニムコーデに合わせるだけで、今っぽい雰囲気に仕上がります。
ストローハット(麦わら帽子) リネンワンピースやフレアスカートなど、フェミニンなスタイルと相性抜群。かぶるだけで夏らしいリゾート感を演出できます。つばが広いデザインはエレガントな印象を与え、より高いUVカット効果も期待できます。

選ぶ際は、UVカット加工が施されているか、通気性の良い素材(ラフィア、ペーパー、コットンなど)が使われているかもチェックしましょう。

5.1.2 サングラス:顔型と機能で選ぶパートナー

サングラスは、紫外線から目を守るだけでなく、コーデにクールなアクセントを加えてくれるアイテムです。自分の顔型に合うフレームを見つけることが、おしゃれに見せる最大のポイントです。

  • ボストン型:丸みを帯びた逆三角形で、柔らかな印象に。面長さんや四角顔さんにおすすめ。
  • ウェリントン型:定番の台形型フレーム。知的な印象で、どんな顔型にも合わせやすい万能タイプです。
  • ラウンド型:真円に近い形で、個性的でおしゃれな雰囲気に。四角顔さんやベース顔さんの印象を和らげます。

機能面では、紫外線を99%以上カットする「UV400」表示のあるレンズを選ぶのがおすすめです。レンズの色は、見た目の印象だけでなく見え方にも影響します。ブラウン系はコントラストをはっきりさせ、グレー系は色調の変化が少なく自然な見え方になります。ファッションや用途に合わせて選びましょう。

5.2 歩きやすいきれいめサンダル

夏の足元は、涼しくて快適なサンダルが一番。しかし、「楽」なだけではカジュアルになりすぎてしまうことも。ここでは、「歩きやすさ」と「きれいめ感」を両立し、休日のお出かけから通勤まで対応できる優秀なサンダルをご紹介します。

サンダルの種類 特徴とおすすめコーデ
グルカサンダル レザーの編み込みデザインが上品で、つま先やかかとが覆われているため、サンダルでもきちんと感を演出できます。きれいめパンツやナロースカートとの相性が良く、夏のオフィスカジュアルにも最適です。素足はもちろん、ソックス合わせもおしゃれに決まります。
きれいめスポーツサンダル アクティブなイメージのスポーツサンダルも、厚底デザインやオールブラック、ワントーンカラーのものを選べば、モードで洗練された印象に。クッション性が高く長時間歩いても疲れにくいため、ショッピングや旅行にぴったり。ワンピースの外しアイテムとしても活躍します。
華奢ストラップサンダル 細いストラップが足元を女性らしく、ヌーディーに見せてくれるサンダル。フラットやローヒールでも、きれいめな印象を与えます。足首をホールドしてくれるアンクルストラップ付きなら、歩きやすさも向上します。
レザータッチトングサンダル 親指を引っ掛けるデザインのトングサンダルは、抜け感たっぷり。カジュアルな印象が強いですが、フェイクレザーなど高見えする素材を選ぶことで、ぐっと大人っぽい雰囲気'mark>になります。ワイドパンツやマキシ丈スカートからチラ見せさせると、こなれた足元が完成します。

選ぶ際は、インソールにクッション性があるか、自分の足幅に合っているかなどを試着して確認することが、靴擦れを防ぎ快適に過ごすための鍵となります。

5.3 涼しげなカゴバッグやクリアバッグ

夏のファッションを最高に盛り上げてくれるのが、季節感あふれる素材のバッグです。いつものコーデに合わせるだけで、見た目の涼やかさとトレンド感をプラスできます。

5.3.1 カゴバッグ:夏らしさNo.1の定番アイテム

ナチュラルな風合いが魅力のカゴバッグは、持つだけで夏気分を高めてくれる主役級の小物です。ラフィアやシーグラスなど、素材によって表情が変わるのも楽しいポイント。レザーのハンドルや異素材とのコンビデザインを選べば、カジュアルになりすぎず、きれいめな服装にもマッチします。

中身が見えないように、お気に入りのスカーフをふわりと被せたり、巾着タイプのインナーバッグを使ったりすると、防犯面でも安心な上、おしゃれなアクセントになります。

5.3.2 クリアバッグ:トレンド感と遊び心をプラス

涼しげなPVC素材のクリアバッグは、ここ数年の夏のトレンドとして定着しています。最大の特徴は、中に入れるポーチや小物で自分だけの個性を表現できること。お気に入りのブランドの財布や、デザイン性の高いポーチを「見せる収納」として楽しむのが上級者テクニックです。

全面クリアなものに抵抗がある方は、キャンバス地やレザーと組み合わせた異素材MIXのデザインがおすすめ。程よい抜け感を演出しつつ、中身が丸見えになるのを防いでくれます。夏のレジャーシーンはもちろん、タウンユースでも注目を集めること間違いなしのアイテムです。

6. まとめ

暑い夏のファッションは、「おしゃれ」と「楽ちん」を諦める必要はありません。涼しい素材選び、風通しの良いシルエット、そして見た目も爽やかなカラーという3つの基本ルールを押さえるだけで、誰でも快適でおしゃれなコーデが完成します。ワンピースやセットアップ、機能性トップスなどを活用し、シーンに合わせて着こなせば、休日も通勤も乗り切れます。ご紹介したコーデ術を参考に、自分らしく快適な夏のおしゃれを楽しんでくださいね。