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写真映えも実用性も!秋の推し活コーデ!ライブ遠征服の洗濯対策をプロが教えます

写真映えも実用性も!秋の推し活コーデ!ライブ遠征服の洗濯対策をプロが教えます

秋のライブ遠征、おしゃれなコーデを楽しみたいけど、寒暖差や荷物の多さ、洗濯はどうしよう…と悩んでいませんか?この記事では、写真映えと実用性を両立する秋の推し活コーデをシチュエーション別に提案します。さらに、遠征先での洗濯方法や荷物を減らすパッキング術、気になる汗の臭い対策まで、服装の悩みをプロが完全ガイド。これを読めば、準備万端で最高の推し活遠征が楽しめます!

1. 秋の推し活遠征コーデで押さえるべき3つのポイント

待ちに待った秋のライブ遠征!でも、秋は「日中は暖かいのに朝晩は冷え込む」「会場内は熱気で暑いけど、物販待ちは寒い」など、服装選びが一番難しい季節でもあります。せっかくの遠征で体調を崩したり、ファッションで後悔したりしないために、まずはコーデを組む上での基本となる3つのポイントをしっかり押さえましょう。

1.1 寒暖差対策は羽織りものがマスト

秋の遠征コーデで最も重要なのが「体温調節」です。日中の観光や移動、熱気あふれるライブ会場では汗ばむこともありますが、日が落ちた後の帰り道や新幹線・夜行バスの冷房対策は必須。そこで大活躍するのが、さっと着脱できる「羽織りもの」です。

選ぶポイントは、軽くてシワになりにくく、小さくたためてバッグにしまえること。荷物が多くなりがちな遠征では、かさばらないアウターが重宝します。ライブ中はたたんでバッグに入れるか、腰に巻いておけば邪魔になりません。

おすすめの羽織りものをいくつかご紹介します。

  • カーディガン:きれいめコーデにもカジュアルにも合わせやすい万能アイテム。薄手のハイゲージニットならシワになりにくく、上品な印象に。推しカラーも取り入れやすいです。
  • パーカー・スウェットジップアップ:カジュアルコーデの定番。フード付きなら少し肌寒い時の防寒にもなります。ライブグッズのパーカーを着るのも一体感が出ておすすめです。
  • マウンテンパーカー・ナイロンジャケット:屋外でのイベントやフェス、雨予報の日に大活躍。防風・撥水性のあるものを選べば、急な天候の変化にも対応できます。スポーティーなデザインは、ライブTシャツとの相性も抜群です。
  • デニムジャケット・シャツジャケット:おしゃれさと防寒を両立できるアイテム。少し厚手のシャツジャケット(CPOジャケットなど)は、秋らしい季節感を演出してくれます。

これらの羽織りものを一枚持っていくだけで、一日中快適に過ごせる安心感が格段にアップします。自分のコーデのテイストに合わせて、最適な一枚を選んでみてください。

1.2 動きやすさとスタイルアップを両立する靴選び

遠征は、駅から会場までの移動、物販の長い列、観光など、想像以上に歩き回るもの。さらにライブ中は立ちっぱなしになることがほとんどです。そのため、靴選びは「長時間履いても疲れないこと」が絶対条件。だからといって、おしゃれやスタイルアップを諦める必要はありません。

遠征で後悔しないための靴選びのポイントは、クッション性が高く、自分の足にフィットするものを選ぶこと。新品の靴を履いていくと靴擦れの原因になるため、必ず事前に何度か履いて慣らしておきましょう。特に、スタンディングのライブハウスでは、ヒールで人の足を踏んでしまう危険性があるため、フラットな靴が推奨されます。

ここでは、機能性とデザイン性を兼ね備えたおすすめの靴をタイプ別に比較してみました。

靴の種類 メリット 注意点・選び方のコツ
厚底スニーカー 動きやすさ、歩きやすさは抜群。自然に身長を盛れてスタイルアップ効果が高い。どんなコーデにも合わせやすい。 重すぎない軽量タイプを選ぶのがおすすめ。白や黒などのベーシックカラーは着回し力が高く、一足あると便利。
サイドゴアブーツ・レースアップブーツ 足首が固定されて安定感があり歩きやすい。秋らしい季節感が出ておしゃれ。フラットソールや厚底タイプが豊富。 ヒールが高すぎるものは避ける。着脱しやすいサイドゴアタイプは、遠征先で靴を脱ぐ場面があってもスムーズ。
ローファー・フラットシューズ きれいめ・ガーリーなコーデにぴったり。軽量で持ち運びやすい。きちんと感を出したい時におすすめ。 ソールが薄いと足が疲れやすいので、クッション性の高いインソールが入っているものや、柔らかな素材のものを選ぶ。

自分の参戦する会場のルールや、コーデの雰囲気に合わせて、最適な一足を見つけてくださいね。

1.3 おしゃれに見える推しカラーの取り入れ方

せっかくの推し活、コーデにも「推しカラー(メンバーカラー)」を取り入れて気分を上げたいですよね。しかし、全身を推しカラーで固めてしまうと、子供っぽく見えたり、いざ街を歩く時に気恥ずかしく感じてしまったりすることも。そこで、大人でもおしゃれに、かつ「推しへの愛」をしっかりアピールできる取り入れ方が重要になります。

ポイントは、コーデのどこか「一点」に絞って推しカラーを効かせること。ベースの服装を白・黒・グレー・ベージュなどのベーシックカラーでまとめると、推しカラーが引き立ち、洗練された印象になります。

1.3.1 初心者向け:小物でさりげなくアピール

「普段は色物を着ない」「さりげなく推しをアピールしたい」という方におすすめなのが、小物で推しカラーを取り入れる方法です。これならどんなコーデにも合わせやすく、手軽に挑戦できます。

  • バッグ、スマホショルダー:コーデの差し色として効果的。写真を撮る時にも写り込みやすいアイテムです。
  • 靴下:パンツの裾からチラリと見えるのがおしゃれ。シアーソックスやリブソックスなど、素材で遊ぶのも楽しいです。
  • アクセサリー:ピアスやイヤリング、リング、ブレスレットなど。推しカラーのストーンが付いたデザインは特別感があります。
  • ヘアアクセサリー:リボンやシュシュ、ヘアピンなど。ヘアアレンジのアクセントになります。
  • ネイル:指先は意外と目に入る部分。セルフネイルやネイルチップで気軽に楽しめます。

1.3.2 中級者向け:トップスやボトムスを主役に

もう少し大胆に推しカラーを取り入れたい方は、トップスかボトムスのどちらかを推しカラーにしてみましょう。くすみカラーやペールトーンなど、少し彩度を抑えた色味を選ぶと、派手になりすぎず、大人っぽく着こなせます。

  • トップス:顔周りがパッと華やかになります。カーディガンやニット、ブラウスなどがおすすめです。
  • ボトムス:カラーパンツやプリーツスカートなど、コーデの主役になります。トップスをベーシックカラーにすれば、バランスの取れたコーデが完成します。

このように、推しカラーを上手に取り入れることで、周りのファンからも「あの人、〇〇(推しの名前)のファンかな?」と気づいてもらえたり、SNSにアップする写真がより一層映えたりと、推し活がもっと楽しくなること間違いなしです!

2. 【シチュエーション別】秋の推し活ライブ遠征コーデ案

待ちに待った推しのライブ!どんな服を着ていくか考える時間も、推し活の醍醐味ですよね。しかし、ライブ会場と一言でいっても、ドーム、アリーナ、ライブハウス、屋外など、その環境はさまざま。シチュエーションに合わない服装では、せっかくのライブを心から楽しめないかもしれません。ここでは、会場の特性に合わせた秋の推し活遠征コーデを具体的にご紹介します。写真映えはもちろん、機能性も兼ね備えた「最強の参戦服」で、最高の思い出を作りましょう!

2.1 ドームやアリーナ公演向けのきれいめカジュアルコーデ

広大なドームやアリーナでの公演は、座席が指定されていることがほとんど。移動距離が長く、会場内外での寒暖差も気になるところです。長時間座っていても疲れにくく、それでいて写真映えもする「きれいめカジュアル」が基本スタイル。推しカラーを上品に取り入れて、特別な一日を彩りましょう。

ポイントは、温度調整しやすい羽織りものと、シワになりにくい素材のボトムスを選ぶこと。会場の熱気と外の涼しさ、どちらにも対応できる準備が大切です。また、会場前で友達と記念撮影をすることも多いので、アウターを脱いでも可愛いインナーを選ぶと抜かりがありません。

2.1.1 おすすめコーデ組み合わせ例

スタイル トップス ボトムス 羽織りもの
フェミニン系 推し色のリブニットやボウタイブラウス 揺れ感が可愛いプリーツスカートやフレアスカート きれいめジャケットやロングカーディガン 歩きやすいローヒールのパンプスやショートブーツ
カジュアル系 ライブTシャツ+シアーインナーの重ね着 スタイルアップが叶うテーパードパンツやナロースカート オーバーサイズのシャツやスウェットカーディガン 厚底スニーカーやフラットシューズ

スカートを選ぶ際は、階段の上り下りや着席時に気にならないミモレ丈以上がおすすめです。ライブグッズのTシャツを着るなら、アクセサリーやボトムスをきれいめアイテムで統一すると、子供っぽくならずお洒落に着こなせます。

2.2 ライブハウス向けの動きやすさ重視コーデ

アーティストとの距離が近く、熱気をダイレクトに感じられるライブハウス。スタンディングが基本で、会場内は人と密着することも多いため、何よりも「動きやすさ」と「安全性」が求められます。周りの人に迷惑をかけず、自分自身もライブに集中できる服装を心がけましょう。

基本は「Tシャツ+パンツ+スニーカー」の3点セット。汗をかくこと必至なので、トップスは吸水性の良い綿素材が最適です。荷物はコインロッカーに預けることを前提に、貴重品だけを持ち運べるサコッシュやボディバッグを活用しましょう。

2.2.1 ライブハウスでの服装マナーと注意点

  • ヒールや厚底は絶対にNG:周りの人の足を踏んで怪我をさせてしまう危険性があります。履き慣れたスニーカーを選びましょう。
  • アクセサリーは最小限に:激しく動いた際に、引っかかって自分や他人を傷つける可能性があります。特に大ぶりのピアスやネックレスは外しておくのが無難です。
  • ロングスカートやワイドパンツ:裾を踏まれたり、自分自身が踏んで転倒するリスクがあるため、避けた方が良いでしょう。
  • 荷物はコンパクトに:両手が空く小さめのバッグにし、大きな荷物は必ずロッカーへ。
  • 温度調節できる服装を:入場待ちは寒く、中は暑くなるため、腰に巻けるシャツやパーカーがあると便利です。

推し色を取り入れたい場合は、Tシャツのロゴの色や、靴下、ヘアゴム、リストバンドなどの小物でアピールするのがおすすめです。ライブハウスでは、おしゃれさよりも自分と周りの人の安全を最優先に考えた服装選びが最も重要です。

2.3 屋外イベント向けの防寒対策ばっちりコーデ

秋の野外フェスやイベントは、開放的な雰囲気が魅力ですが、天候に左右されやすいのが特徴です。日中は暖かくても、日が暮れると急に冷え込むため、徹底した防寒対策と急な雨への備えが欠かせません。レイヤード(重ね着)を基本に、機能性の高いアイテムを組み合わせましょう。

「少しやりすぎかな?」と思うくらいの防寒対策が、屋外イベントを最後まで快適に楽しむための秘訣です。特に足元からの冷えは体力を奪うので、防水・防寒機能のある靴を選ぶと安心感が格段にアップします。

2.3.1 屋外イベントに必須の服装&持ち物リスト

カテゴリ アイテム例 ポイント
アウター マウンテンパーカー、ウィンドブレーカー 防風・防水機能があるものがベスト。急な雨や風から体を守ってくれます。コンパクトに畳めるタイプは持ち運びにも便利。
ミドルレイヤー フリース、薄手のダウンベスト、パーカー 保温性を担当する中間着。着脱しやすく、体温調節の要となるアイテムです。
ベースレイヤー 吸湿速乾性の高い機能性インナー 日中の汗による冷えを防ぎます。ヒートテックなどの保温インナーも気温に合わせて準備しましょう。
ボトムス 動きやすいカーゴパンツ、裏起毛のパンツ 汚れが気にならず、防寒性のあるものがおすすめ。スカートの場合は、厚手のレギンスやタイツを必ず着用しましょう。
防水スニーカー、トレッキングシューズ 地面がぬかるんでいる可能性も考慮し、防水機能は必須。履き慣れた歩きやすいものを選びましょう。
小物 ニット帽、手袋、ネックウォーマー、カイロ、レジャーシート、雨具(レインコート) 首、手首、足首の「3つの首」を温めると効率的に体を保温できます。折りたたみ傘は周りの邪魔になるため、レインコートが推奨されます。

屋外では、推し色のマフラーやニット帽を取り入れると、防寒とおしゃれを両立できます。ライブグッズのタオルも首に巻けば、汗対策と防寒の一石二鳥になりますよ。

3. 荷物を減らす遠征服のパッキング術と着回しテクニック

待ちに待った推し活遠征!しかし、キャリーケースがパンパンで移動が大変だったり、帰りにお土産やグッズを入れるスペースがなかったり…なんて経験はありませんか?遠征の満足度を左右するのは、実はパッキング術。荷物の大半を占める衣類をいかに厳選し、賢く着回すかが鍵となります。ここでは、身軽かつおしゃれに遠征を楽しむための、パッキング術と着回しテクニックを詳しくご紹介します。

3.1 シワになりにくい素材の選び方

遠征先で「お気に入りの服がシワだらけ…」とがっかりしないためにも、素材選びは非常に重要です。ホテルの部屋にアイロンがない場合も多く、シワを伸ばす手間はなるべく省きたいもの。パッキングの段階からシワになりにくい素材を選ぶことで、現地でのストレスを大幅に減らすことができます。

シワになりにくい素材の代表格は、ポリエステルやレーヨン、ナイロンなどの化学繊維です。これらは形態安定性に優れており、長時間畳んだままでもシワがつきにくいのが特徴。また、ジャージー素材やリブニットなども伸縮性があり、シワが目立ちにくいのでおすすめです。逆に、綿(コットン)や麻(リネン)はナチュラルな風合いが素敵ですが、シワになりやすいため遠征にはあまり向きません。もし持っていく場合は、ポリエステル混など、化学繊維との混紡素材を選ぶと良いでしょう。

遠征におすすめ!シワになりにくい素材一覧
素材名 特徴 メリット
ポリエステル 耐久性が高く、乾きやすい化学繊維。形態安定性に優れる。 シワになりにくく、型崩れしにくい。万が一濡れても乾きが早い。
レーヨン シルクに似た光沢と、とろみのある質感が特徴。 肌触りが良く、ドレープが美しい。きれいめコーデに最適。
ジャージー素材 伸縮性に富んだ編み物生地。Tシャツやワンピースによく使われる。 動きやすく着心地が良い。長時間移動の際も快適。
リブニット 伸縮性が高く、体にフィットする凹凸のある編み地。 シワが目立ちにくく、畳んでもかさばりにくい。

パッキングする際は、服を畳むのではなく、くるくると筒状に巻く「ロール畳み」がおすすめです。面で圧力がかからず、シワを防止できるうえ、キャリーケースの隙間に効率よく収納できて一石二鳥です。特にTシャツやニット類はこの方法を試してみてください。

3.2 印象が変わる着回しアイテム3選

「毎日同じ服だと思われたくないけど、何着も持っていくのは大変…」そんなジレンマを解決するのが、着回し力抜群のアイテムたち。ベースとなる服はシンプルに、プラスワンで印象を劇的に変えられるアイテムを厳選して持っていきましょう。少ないアイテムで最大限におしゃれを楽しむのが、賢い遠征パッキングの極意です。

3.2.1 1. 温度調整も印象操作も自在!「万能カーディガン or シャツジャケット」

秋の遠征に欠かせない羽織りものは、着回しの観点でも非常に優秀です。会場の熱気と外気の寒暖差に対応できるだけでなく、着こなし方次第で様々な表情を見せてくれます。ボタン付きのカーディガンなら、ボタンを留めてトップス風に着たり、肩に掛けてプロデューサー巻きにしたりとアレンジ自在。少しオーバーサイズのシャツジャケットなら、Tシャツの上にラフに羽織るだけでこなれた印象になります。推しカラーのアイテムを選べば、さりげなくアピールもできて一石二鳥です。

3.2.2 2. コーデの主役になる「柄物・カラーボトムス」

トップスは着回しやすいベーシックカラー(白、黒、グレーなど)を2枚ほど用意し、ボトムスで変化をつけるのがおすすめです。特にプリーツスカートや柄物のロングスカート、カラーパンツなどは、シンプルなトップスを合わせるだけで一気におしゃれなコーディネートが完成します。プリーツ加工のスカートは縦のラインが強調されてスタイルアップ効果があるうえ、シワが気にならないので遠征に最適。トップスを変えるだけで「昨日と全然違う!」という印象を与えられます。

3.2.3 3. かさばらずに雰囲気を変える「大判ストールとアクセサリー」

荷物を増やさずに印象を変える最強のアイテムが、ストールやアクセサリーといった小物類です。大判のストールは、首に巻くだけでなく、肩から羽織ったり、ライブの待ち時間に膝掛けにしたりと、防寒具としても大活躍。無地のコーディネートにチェック柄のストールをプラスするだけで、一気に秋らしい華やかな雰囲気になります。また、大ぶりのイヤリングやネックレス、重ね付けできるリングなどを持っていけば、同じ服装でも顔周りや手元の印象をガラッと変えることができます。これらはポーチにまとめてもかさばらないので、いくつか持っていくとコーディネートの幅がぐっと広がります。

4. もう悩まない!ライブ遠征服の洗濯対策完全ガイド

ライブの熱気と興奮でかいた汗。そのままにしておくと、お気に入りの服に臭いやシミがついてしまうかもしれません。特に連泊する遠征では、洗濯問題は避けて通れない悩みの一つです。ここでは、遠征先でも賢く洗濯をこなすための具体的な方法と、持っていくと便利なグッズを徹底解説します。次の日の公演も、気持ちの良い服で思いっきり楽しみましょう!

4.1 遠征先での洗濯方法を徹底比較

遠征先での洗濯方法は、主に「ホテルの部屋での手洗い」と「コインランドリーの活用」の2つ。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分のスケジュールや荷物量に合った方法を選びましょう。

遠征先での洗濯方法比較
  ホテルの部屋で手洗い コインランドリー活用
手軽さ ◎(思い立ったらすぐできる) △(移動の手間がかかる)
時間 △(干す時間を含めると長い) ◎(乾燥機で一気に乾かせる)
コスト ◎(ほぼ0円) △(洗濯・乾燥で数百円〜)
仕上がり △(脱水が甘いと生乾きに) ◎(ふわふわに仕上がる)
おすすめな人 ・荷物を最小限にしたい人
・1〜2泊の短期遠征の人
・下着やTシャツなど少量だけ洗いたい人
・3泊以上の長期遠征の人
・厚手の服や複数人分をまとめて洗いたい人
・確実に乾かしたい人

4.1.1 ホテルの部屋で手洗いする場合

最も手軽でコストがかからないのが、ホテルの洗面台やバスタブを利用した手洗いです。下着や靴下、薄手のTシャツなど、少量の洗濯物に向いています。

【手洗いの手順】

  1. 洗面台やバスタブにぬるま湯をため、小分けにした洗剤を溶かします。
  2. 洗濯物を入れ、優しく押し洗いします。生地を傷める原因になるため、ゴシゴシこするのは避けましょう。
  3. 水を入れ替えながら、泡が出なくなるまで2〜3回しっかりすすぎます。
  4. 乾いたバスタオルに洗濯物を挟み、上から押して水分を吸い取る「タオルドライ」でしっかり脱水します。これが生乾きを防ぐ最大のポイントです。
  5. ハンガーにかけ、エアコンの風が当たる場所やバスルームの換気扇の下など、空気が動く場所に干します。

部屋干しする際は、備え付けのハンガーだけでは足りないことも。後述する携帯用の洗濯グッズがあると格段に便利になります。

4.1.2 コインランドリーを活用する場合

長期遠征や、ジーンズやパーカーなど乾きにくい衣類を洗いたい場合に心強いのがコインランドリーです。洗濯から乾燥まで一気に終わらせられるため、時間を有効活用できます。

【コインランドリー活用のポイント】

  • 事前のリサーチが重要:宿泊するホテルの近くにあるか、Googleマップなどで事前に調べておきましょう。営業時間や支払い方法(現金のみか、キャッシュレス対応か)も確認しておくとスムーズです。
  • 洗濯ネットは必須:衣類の絡まりや傷みを防ぐため、必ず洗濯ネットを持参しましょう。特に大切なライブTシャツは必ずネットに入れてください。
  • 乾燥機の時間を調整:衣類の素材によっては、高温の乾燥機で縮んでしまうことがあります。乾燥時間は少し短めに設定し、あとは部屋干しで仕上げるなど、素材に合わせた調整を心がけましょう。

最近では、スマートフォンで空き状況の確認や終了通知の受け取りができる高機能なコインランドリーも増えています。待ち時間を有効に使えるので、ぜひ活用してみてください。

4.2 これだけは持っていきたい洗濯便利グッズ

遠征の荷物は少しでも減らしたいもの。ここでは、コンパクトで持ち運びに便利な、推し活遠征にぴったりの洗濯グッズをご紹介します。100円ショップやドラッグストアで手軽に揃うものばかりです。

  • 個包装の洗剤・ジェルボール:1回分ずつになっているので計量が不要で、液漏れの心配もありません。荷物を汚さずスマートに持ち運べます。
  • 携帯用洗濯ロープ:両端が吸盤になっているタイプなら、ホテルのバスルームの壁などに簡単に取り付けられ、物干しスペースを確保できます。
  • 折りたたみハンガー:コンパクトに収納できるハンガー。数本持っていくだけで、Tシャツや羽織りものをきれいに干すことができます。
  • 洗濯ネット:衣類の保護はもちろん、着用済みの服を入れておけば、そのまま洗濯機に入れられるので便利です。大小サイズ違いで持っていくと仕分けにも役立ちます。
  • 大きめのビニール袋や圧縮袋:汗をかいた服や、洗い終わって少し湿った服を持ち帰る際に重宝します。臭い移りを防ぐ効果もあります。

4.3 大事なライブTシャツを傷めずに洗うコツ

ライブの思い出が詰まった大切なライブTシャツ。記念のグッズだからこそ、プリントをきれいに保ったまま長く愛用したいですよね。少しの手間でダメージを大きく減らせるので、ぜひ実践してください。

【ライブTシャツの洗い方 5つの鉄則】

  1. 裏返して洗濯ネットに入れる
    プリント部分を内側にすることで、他の洗濯物との摩擦を防ぎ、ひび割れや剥がれを最小限に抑えられます。これは最も重要な工程です。
  2. おしゃれ着用の中性洗剤を使う
    一般的な弱アルカリ性の洗剤よりも洗浄力がマイルドな「エマール」や「アクロン」などの中性洗剤を使いましょう。生地やプリントへの負担を軽減できます。
  3. 「手洗い」か「ドライコース」で優しく洗う
    洗濯機を使う場合は、水流の弱い「手洗いコース(ドライコース、おしゃれ着コース)」を選びます。もちろん、時間があれば優しく押し洗いする手洗いが最も安心です。
  4. 脱水は1分以内のごく短時間で
    長時間の脱水は、プリント部分の劣化やTシャツ全体の型崩れの原因になります。洗濯機での脱水は1分以内に設定しましょう。
  5. 乾燥機は絶対NG!風通しの良い日陰で干す
    乾燥機の熱は、プリントが溶けたり生地が急激に縮んだりする最大の原因です。絶対に使用しないでください。干す際は、直射日光を避けて裏返しのまま、風通しの良い日陰で干しましょう。肩に厚みのあるハンガーを使うと、首元の伸びや型崩れを防げます。

5. 洗濯だけじゃない!遠征服の気になる臭い対策

ライブの熱気でかいた大量の汗、会場にこもる独特の臭い、打ち上げで訪れた飲食店のタバコや料理の臭い…。遠征中の服には、さまざまな臭いが付着する可能性があります。特に連日の公演参加で、すぐに洗濯ができない状況は珍しくありません。そんな時でも、適切な臭い対策を知っていれば、翌日も気持ちよく過ごせます。ここでは、遠征先で役立つ臭いケアの方法と、汗をかいた服のスマートな持ち帰り方を詳しく解説します。

5.1 持っていくと安心な消臭スプレー

遠征の荷物に1本入れておくと心強いのが、衣類用の消臭スプレーです。汗やタバコ、食事の臭いが気になった時にシュッとひと吹きするだけで、不快な臭いをリフレッシュできます。臭いの原因菌に直接アプローチする除菌・抗菌効果のある製品を選ぶのが、効果を高めるポイントです。

消臭スプレーを選ぶ際は、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

  • 成分で選ぶ:臭いの元となる雑菌の繁殖を抑える「除菌・抗菌」効果が表示されているものを選びましょう。銀イオン(Ag+)や植物由来の消臭成分などが配合されたものがおすすめです。
  • 香りで選ぶ:周囲の人や、自分がつけている香水の香りを邪魔しない「無香料」タイプが最も使いやすく安心です。香り付きを選ぶ場合は、石鹸やシトラス系など、誰にでも好まれやすい、強すぎない香りを選びましょう。
  • サイズで選ぶ:スーツケースの隙間に収まり、公演後に持ち歩く小さなバッグにも入る携帯用サイズが便利です。飛行機を利用する場合は、機内持ち込みが可能な1容器100ml以下のものを選んでください。
おすすめ携帯用消臭スプレー
商品名 特徴 香り
リセッシュ除菌EX 携帯用 汗臭バリア効果で、汗をかいてもニオイが気になりにくい。除菌・消臭効果が高い定番商品。 香りが残らないタイプ、など
ファブリーズ 携帯用 トウモロコシ由来の消臭成分で、布の奥のニオイまでしっかり消臭。除菌力も高い。 無香料、など
無印良品 携帯用ファブリックミスト 植物性の消臭成分を使用。シンプルでおしゃれなパッケージも魅力。 グリーン、シトラス、など

5.2 汗をかいた服の持ち帰り方

ライブで汗だくになったTシャツやタオル。そのままスーツケースに入れると、他のきれいな衣類に臭いや湿気が移ってしまい、大変なことになります。雑菌の繁殖を防ぎ、臭いを完全にシャットアウトするための、正しい持ち帰り方をマスターしましょう。

ポイントは「乾燥させること」と「密閉すること」の2ステップです。

  1. ホテルで軽く乾燥させる:ライブから帰ったら、汗で湿った衣類をすぐにハンガーにかけ、風通しの良い場所で干しましょう。一晩干すだけでも、湿気がかなり飛び、雑菌の繁殖を抑えられます。バスルームの換気扇を回して干すのも効果的です。
  2. 防臭効果のある袋で密閉する:乾燥させた衣類は、パッキングの際に専用の袋に入れます。ただのビニール袋では臭いが漏れ出てしまう可能性があるため、防臭機能に特化した袋や、空気を抜いて圧縮できる袋が最適です。
汗をかいた服のパッキングにおすすめの袋
アイテム 特徴 おすすめポイント
BOS(驚異の防臭袋) 医療向けに開発された素材を使用しており、防臭性能が非常に高い。サイズ展開も豊富。 Tシャツやタオルなど、特に臭いが気になる衣類の持ち帰りに最適。臭い漏れの心配がほとんどありません。
衣類用圧縮袋 掃除機不要で、手で丸めるだけで空気が抜けるタイプが遠征に便利。 臭いを閉じ込めつつ、衣類の体積を減らせるため、荷物が多くなりがちな遠征で一石二鳥のアイテムです。
ジップロックなどのフリーザーバッグ 厚手で密閉性が高く、コンビニやスーパーで手軽に入手可能。 靴下や下着など、小さな衣類の小分けに便利。万が一忘れた時でも現地調達しやすいのがメリットです。

帰宅後は、袋から衣類をすぐに出し、洗濯機に入れましょう。長時間放置すると、袋の中で雑菌が繁殖し、臭いが落ちにくくなる原因になります。これらの対策を徹底して、遠征の最後まで快適に推し活を楽しみましょう。

6. まとめ

秋の推し活遠征を最高に楽しむためには、コーデと実用性の両立が欠かせません。カーディガンなどの羽織りもので寒暖差に対応し、動きやすい靴を選びつつ、推しカラーを上手に取り入れるのがおしゃれのポイントです。また、シワになりにくい服を選んだり、コインランドリーや便利グッズを活用した洗濯・臭い対策を事前に行うことで、荷物を減らし遠征中の悩みも解消できます。この記事で紹介したテクニックを参考に、あなたらしいスタイルで最高の思い出を作ってくださいね。